動画編集始めるぞ!
でも俺の持ってるパソコンでも動画編集できるのかな…?
スペック確認してみよう。
ふむふむ、
- CPUがcore i5
- メモリが8GB
- ストレージが256GBのSSD
てとこか。
最低限のスペックは備えているけど、動画編集するにはちょっと物足りないかな。
そうなの!?
新しくパソコン買ったほうがいいってこと?
そうだね。
動作がカクついたり、アプリが止まったりして思うように作業が進まない…ってことになりかねないからね。
そこが原因でやる気がなくなってしまったら元も子もないでしょ?
確かに…!
じゃあどのくらいのスペックのパソコンを用意すればいいのかな。
俺あんまりパソコン詳しくないんだけど(;^ω^)
OK!
動画編集に必要なパソコンのスペックについて説明するね。
確認すべきパソコンのスペック4項目
パソコンのスペックを確認するうえで重要な項目は
- CPU
- メモリ
- ストレージ
- GPU
の4つです。
それぞれについて説明していきます。
CPU
CPUはパソコンを制御する頭脳の部分で、最も重要なパーツ。
CPUの性能でパソコンの動作の大部分が決まるといっても過言ではありません。
IntelのCPUが有名で、Celelon、Corei3、Corei5、Corei7、Xeonなどがあります。
一番目にするのはCoreシリーズで、
Corei3~Corei9まで存在し、数字が大きくなるほど性能が高くなります。
ノートパソコン用とデスクトップ用ではデスクトップ用の方が性能が高いです。
Core i3以下 | × | ソフトがまともに動かない |
Core i5 | △ | 簡単な編集なら可 |
Core i7 | 〇 | サクサク編集できる |
Core i9 | ◎ | 4K編集や複雑なアニメーションも |
←おススメ!
動画編集するなら、Corei7以上のCPUを選びましょう。
Core i3以下では作業になりません。Core i5は簡単な編集ならできますが、少し複雑な編集をしたりすると重くなるため、あまりおススメしません。
予算があればCore i9を選んでも良いですが、コストパフォーマンスを考えるとCore i7でも充分かと思います。
メモリ
メモリはデータを一時保存する部分で、 例えるなら机の広さのようなもの。
机が広ければいろいろなものを広げて作業できますが、狭いとすぐにいっぱいになりますよね。
それと同じようにメモリが大きければいくつもソフトを立ち上げて作業できますが、メモリが小さいと同時に複数のアプリを立ち上げると作業しにくくなってしまいます。
メモリは主に4GB~32GBくらいのものが多いです。
4GB以下 | × | 編集ソフトを立ち上げただけで重くなる |
8GB | △ | 編集ソフトと同時に他のソフトを立ち上げると多少重くなる |
16GB | 〇 | 編集しながら他のソフトを立ち上げたりブラウザを開いて作業できる |
32GB | ◎ | 同時並行での作業も余裕 |
←おススメ!
動画編集には、16GB以上のメモリがあるとGOOD。
動画編集しながら調べものをしたり、同時にPhotoshopを開いて作業したりする場面も出てくるため、16GBは欲しいところです。
ストレージ
データの保存領域部分。USBメモリー等もストレージの一種です。
容量が大きければ保存できるデータ量も増えます。
動画データは結構大きく、ストレージ容量が小さいとすぐいっぱいになってしまうため、
最低でも512GBは欲しいところ。
また、ストレージの種類も大切です。
パソコンに内蔵されているストレージにはHDDとSSDがあります。
それぞれの特徴をざっくり挙げると、
HDD
- SSDに比べ安価
- 大容量のものも多い
- 衝撃に弱い
SSD
- 読み書きの速度が速い
- 衝撃に強い
- 小型・軽量で動作音が少ない
- HDDより高価
という感じ。
私はSSD搭載のパソコンを選ぶことをおススメします。
ぶっちゃけSSD搭載パソコンの動作の速さを味わってしまうとHDDには戻れないくらいには差があります。
とはいえHDDより高価なため、容量が128GB~256GB程度のものが多く、512GB以上を求めると、少し高価になってしまいます。
そこで、予算を抑えたい方はSSD+HDD搭載モデルを選ぶと良いでしょう。
これは、OSやソフトなどのパソコンを動作させる領域をSSDに任せ、
動画データやプロジェクトの保存データをHDDに保存することで、
パソコンの動作速度とデータ保存量の両立ができるわけです。
また、外付けのHDDやSSDを用意するという方法もあります。
パソコン本体のストレージが足りない分は、外付けのストレージに保存すればいいわけです。
リンク
まとめると、
- SSD516GB以上(+外付けHDDorSSD)
- SSD256GB+HDD1TB以上
のストレージのパソコンをおススメします。
GPU
CPUがパソコンのメインの頭脳であるのに対して、GPUは画像処理の専門職。画像処理や動画の書き出しの際に力を発揮してくれます。
GPUは普通CPUに内蔵されているのですが、外付けのGPU(グラフィックボード)を搭載することで処理能力がアップします。
ただ、すべての動画編集ソフトがGPUによって処理能力が上がるというわけでもなく、GPUにお金をかけるならCPUやメモリを充実させたほうが良いという考えもあります。
したがって、予算があればGPUに予算を回せばいい、くらいに考えておくと良いと思います。
Adobe Premiere Proの場合、公式サイトに推奨GPUが載っているので、これを参考にGPUの導入を考てみてください。
デスクトップパソコンかノートパソコンか
デスクトップかノートパソコンか、というのも悩みどころの一つだと思います。
結論から言えば、これは作業環境によってどちらを選んでも構いません。
自宅やオフィスでしか作業しないのであればデスクトップ、外に持ち出して作業する必要があればノートパソコンを選びましょう。
ただ、同じ値段ならデスクトップパソコンの方が高性能のものを選べるので、コスパを考えるとデスクトップがオススメです。
まとめ
まとめると、動画編集に必要なパソコンのスペックは
- Core i7
- メモリ16GB
- SSD516GB(SSD256GB+HDD1TB)
ということになります。
これを踏まえてパソコンを選んでみてくださいね。
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